日記・コラム・つぶやき

2012.04.29

そして再び東京へ。+秋田、山形のラテンイベント情報

これで何度目の引っ越しだろう。

生まれてすぐに引っ越してから(記憶にないのでカウントしなくてもいいかも)、高校卒業までずっと同じ家に暮らしていたけれど、大学に入って上京してからは、これで7回目の引っ越し。

一大決心して一年半前に故郷の秋田に戻ったけれど、いろいろあってまた東京に戻ってきました。

まるで遊牧民みたい。
というか、家のイラン人の遊牧民の血が騒いでこのような状況になっているのか。

ついに念願の一軒家!(・・・ふるーい長屋のような2階建て)
とはいっても1階が会社、2階が住居という、「仕事と生活は別々にしたい!」という私の願いを全く無視した生活が始まった。

あまりにもバタバタしていたせいで、1か月も前に持ち帰ったキューバ土産(友達から頂いた物だけど)を昨日ようやく家のイラン人にあげることができた。
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キューバの名産、コイーバの葉巻!(ケースの写真しか撮らなかった)


これからどんな日々が待ち受けているのかまだ分からないけれど、とりあえずライブやラテンなイベントにはまたちょくちょく顔を出しますのでよろしくお願いします。


それから大切なお知らせ!!
秋田と山形でイベントやります!


◆ラテン音楽への招待 -キューバ編-
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会場:大松庵 鶴岡市水沢行司免43-13
日時:6月3日(日) PM18:00~
入場料:500円(資料代・お茶代)
主催:サルサ友の会 http://plaza.rakuten.co.jp/salsatomonokai/ 
090-6682-2124(中澤さん) salsatomonokai-cuban@softbank.ne.jp

◆キューバ音楽講座
会場:秋田市 カフェ・ブルージュ 秋田市南通築地6-17
日時:6月2日(土) PM18:00~
主催:スペイン語を愛する会 080-3088-7506(草野さん) solsubir8@yahoo.co.jp
入場料:1,500円(ドリンク・軽食付き)
サルサ・ミニレッスンあり。

 -映像と音楽を交えながら、キューバ・ラテン音楽とはいったいどんなのか?ということを 楽しく解説していきます。キューバでの暮らしぶり、知り合ったキューバ人との経験談もお話しします。滞在中に撮った秘蔵映像なども盛りだくさん。(講師:二田綾子)


◆SON四郎ライブ in Akita
会場:秋田市 キャットウォーク 秋田市大町3丁目4−11  ハイクリエイトNKビルB1
日時:7月17日(火) PM19:00 start
主催:秋田中南米音楽同好会  018-857-0823(事務局:佐藤さん)
入場料:前売3,000円/当日3,500円

正統派キューバ音楽、ソンを中心としたノリの良いダンサブルな演奏で全国各地で話題沸騰の4人組がついに秋田初上陸!踊りたい人も、じっくり聴きたい人も、みんな来てください!!

チラシ、HPの準備ができたらまたお知らせしますのでよろしく。

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2011.07.22

訃報 中村とうようさん

中村とうようさん自殺のニュースに喪失感を覚えてます。
今、秋田の自宅を留守にして東京に来ているのでパソコンが無くて(すごく不便)携帯でしかネットが見られない。このブログも携帯で書いてるので簡単に書きますが、私がキューバ音楽のことを知り始めて学び始めた当初、とにかく為になったのが中村とうようさんの熱い思いが伝わる文章でした。他にキューバのことが書かれた物はひどく少なかったしね。

偶然では無い気がするけど、今まさに「中村とうようコレクション展」が開催中なので、東京にいる間に見に行ってきます。

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2011.07.01

オフィス『ロイヤルバザール』開店準備中

全国各地では猛暑のようだけれど、秋田はまるで別の国のように毎日涼しいです。

一昨日は「46都道府県で30度を超えました」ってニュースが流れていたけれど、唯一30度以下だった残る1県が秋田だった模様。

梅雨空で毎日じめじめしているけれど、節電ムードで建物内も暑くて、常に暑さと格闘することを考えたら湿気くらい我慢・・・と思いたいところだけれど、新オフィスは、隣にお堀があるせいか、やけに湿気を呼ぶみたい。
こないだはカエルが窓にくっついてたしね。

なので今は除湿対策に余念がないです。
絨毯は湿気が苦手らしいので。

秋田モードで少しずつ時間をかけてお店作りをしているけれど、なんとな~くの

キューバ&ラテンなコーナーができました。

これからもっと楽しくしたいから、とりあえず、だけどね。
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ペルシャ絨毯を仕切り代わりにしてます。(なんて贅沢な!!!)

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店内のディスプレイはお姉ちゃんにやってもらいました。


外に出ると鬱蒼とした緑の世界・・・
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前の通りは佐竹小路といいます。
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お近くの方は来てくださいね(といっても秋田なのですが・・・)。

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2011.06.23

*祝*初事務所開店!!

すっかりブログをさぼってしまったけれど、秋田ののんびりムードでうかうかしていたわけではないです・・・


昨年末、家のイラン人と立ち上げた会社「ロイヤルバザール」の事務所をついに借りることになりました!!

まだ何も入っていない状態の事務所内。

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本社はあるんだけれど、そこはイラン人が兼任している洋服屋さん「らこっと」と併設しているショップだから事務作業をするには難しい。
今まで自宅でちょこちょこと事務作業をしていたけれど、在庫が増えて家の中がスゴい状態になるし、プライベートが全て仕事に侵されてしまうしで、ついに堪忍袋の緒が切れてしまい、勢いで借りてしまった事務所。

ここをスタート拠点として、イランの仕事の手伝いや、本業のラテン音楽のことやら、なんでもやっていこうって思っています。

秋田駅から徒歩5分ほどなので便利で嬉しいのはもちろん、それより何より周囲の環境が抜群に素晴らしい。

久保田城跡のある、由緒ある千秋公園のふもとにあって、周りには図書館、美術館、県民会館に囲まれているので、秋田の文化的建物が集約しているような場所。
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藤田嗣治の作品が多く収蔵されている平野政吉美術館は特にお気に入り。

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事務所の通りは「佐竹小路」といって千秋公園への散歩道となっているようで、ひっそりとしている割に意外と人通りが多い。

それからこの通りは作家さんたちが集まる芸術の薫りがあって、隣近所は藍染め、革細工、骨董品etc...というお店が並んでいる。


子供の頃、よく図書館に行く通り道になっていたので、なんだかやけに懐かしい気持ちにもなる。

まだ引っ越し準備が全然片付いてなくてごちゃごちゃしているけれど、これからゆっくりとかわいくしていこう。

初日の夜片付けをしていたら入口にカエルが!!
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カエルって、幸福の使者らしい。

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2011.05.10

桜!桜!桜!

随分とブログ更新を怠っていました。

原発ニュースを追うためにパソコンには随分張り付いていたものの、肝心の自分の話題をアップせずに日々が流れていっています。

3月11日以降、けっこう気持ちがダウンしてしまってやる気が無くなってしまっていたけど、
素晴らしい桜とかちょっと温かい空気を感じるような季節のおかげで、今はすっかり元気です。

オマーラ・ポルトゥオンド&チューチョ・バルデスの新譜とか、CHICO&RITAという最高のアフロキューバンなCDとかその他もろもろを通販で注文、先日届いてすっかり聴き惚れてます。これらについてはまた別の日にアップします。

今年は今まで忙しくて見られなかった分を取り戻すかのように、何年分かの桜を見まくりました!


すっかり休んでしまったけど、いろいろと急展開な話があってこれから忙しくなりそう。頑張らないと!

家の近所

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弘前城
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夜のライトアップ
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秋田市、牛島

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お母さんの生家跡、井川町。
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井川町「国花苑」

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そして秋田名物、ババヘラ
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2011.03.31

猫よけ!?備蓄用ミネラルウォーター

普段あまりテレビを見ない私だが、3月11日からの日々は、一生分のニュースを見たかというほどの中毒状態。
記者会見やニュースの情報を集めれば集めるほど憤りが高まり、精神的に滅入ってくる日々。

解決するどころか、刻々と悪化していく我が国の状況を常にチェックしておくべき、とは思うけれど、このままでは私の日常が完全に脅かされてしまう・・・
家族から“もう原発のニュースは見るな!”と怒られながらも毎日ソファーに横たわって文句を付けながらテレビに釘付けになる毎日だったけれど、2,3日前のニュースでハッと目が覚めました。

被災地に暮らす人々の中で「生活不活発病」が懸念されているという。
これは、長時間動かなかったり何も行動をしないせいで、体が弱まってしまうという病気らしい。

被災地じゃないくせに、私までそんな状態になりつつあるのでは・・・?

被災者への対応の悪さなどに我慢できない位イライラは募っていて、何とかしたいとは思っているけれど、頼りにならない某大企業や国を動かしている人々のせいで私の生活まで狂わされてはいけない。
多くの日本国民が今回の衝撃で普段の生活を乱されているけれど、周囲が無事である人たちは日常生活を頑張らないと。

なので、昨日は久々に外食をしたり、たまっている仕事を片づけようと、ようやく元気を取り戻してきた。(多分他の人たちより随分遅い・・・)

さて、話は変わるけれど、秋田も水不足に悩まされているので、我が家は早め早めの対策でペットボトルの水を確保してきた。
しまう所がないので、実家の台所にずらっと並べて置いた。

すると、なんだか愛猫のジジの様子がヘン。台所を居間を行ったり来たりしながらギャーギャー騒いで、どうも期限が悪い様子。
最近大好物の鱈を上げてないから?家の中が騒々しいから?
いろいろ考えてたら、家のイラン人が一言。


「猫よけペットボトル・・・」


そうみたい。
ミネラルウォーターの入ったペットボトルの存在が嫌だったらしい。
見えない場所にしまった途端、普段の様子を取り戻してすやすや眠りについてくれた。
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「もしかして僕、この家から追い出されるんじゃ?」という不安を抱えていたのかも。

人間のように可愛がっているジジだけれど、やっぱり彼も、「猫よけペットボトル」が嫌いな普通の猫だった・・・

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2011.03.21

ギリギリの精神力を救う音楽とは

地震から10日経ったが、少しずつ落ち着くと思っていた私の精神状態はまるで落ち着かない。
むしろ酷くなっている。

北野たけしが先日テレビで「下痢が止まらない」と言っていたし、精神状態が普通、っていう方がおかしいのかもしれないから、これは仕方がないのかも。

連日テレビやネットの情報収集をすればするほど元気を無くす。
家族や友人は「もう気にするのやめなよ。その方が楽になるよ」とアドバイスするんだけれど、どうしても気になって調べてしまう。
次第にどんどんエスカレートしちゃって、一つ残らず情報は聞き洩らさないようにしなくちゃという気分になってしまう。

民放ではあまり突っ込んだことを報道しなくなってきた。
放送される内容は被災者のお涙ちょうだいストーリーだったり、全く関係ないお気楽な番組だったり。
バラエティやっている場合じゃない位、事態は深刻なんだと思うんだけど・・・
「臭いものには蓋をする」っていうやつ???

地上波は頼りにならないのでケーブルテレビを見ちゃうんだけれど、そうすると真夜中に延々と行っている記者会見を見る羽目になってしまうため、毎日本当に寝不足。

日本に生まれ育って初めての経験なんだから、気にしないで、という方がムリなような気もするんだけれど、自分の精神状態を平常にするには、やっぱり気にしない方がいいのかな。

「ストレスには音楽が最適」と常日頃思っていたんだけれど、この10日間まるで音楽を聴いていなかった。
音楽鑑賞をする気分になれないほど気持ちが切迫することっていうことってあったんだ!ってことに気付かされた。

どんな失恋をした時も、大好きな飼っている猫が死んじゃった時も、音楽が救ってくれたはずだったのに・・・

でも、このままじゃ本当にダメになりそうなので、
地震の直前に購入した「松田美緒/クレオールの花」をかけてみた。
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今回の災害(人災)を予知していたかのような、気持ちを安らげてくれる美しい音楽だ。
下手にお涙ちょうだい風ではないし、かといって無機的な音楽からは程遠いほど優しいし、無理に元気出そう!っていう強要的な所はまるでないし、まさに今聴くべき、心がすっと晴れるような歌声と情緒的な雰囲気。

今までずっと私を育ててくれた国なんだから、他国からどんな酷評を受けようとも、この10日間の深刻な事態の対処方法に対する、とてつもない歯痒さを感じても、日本人として生まれた以上、日本人としての誇りは捨てないようにしよう。

個々の思いって、なんてちっぽけで非力なんだろう・・・って痛烈に感じるこの頃。
昨日、姉から送ってもらった、村上春樹がエルサレム賞を受賞した際にスピーチで述べた言葉にその歯痒い気持ちが集約されている。姉が訳してくれた。


こういう作家や松本美緒さんのような歌手を生み出しているんだから、日本人はそこまでバカじゃないって信じよう。

(スピーチ抜粋)

"Between a high, solid wall and an egg that breaks against it, I will always stand on the side of the egg."

Yes, no matter how right the wall may be and how wrong the egg, I will stand with the egg. Someone else will have to decide what is right and what is wrong; perhaps time or history will decide. If there were a novelist who, for whatever reason, wrote works standing with the wall, of what value would such works be?

“高くて固い壁と、壊れやすい卵があるとしたら、僕はいつでも卵の側にたつだろう”

そう、たとえどんなに壁が正しくて、卵が間違っているとしても、僕は卵の側にいる。何が正しくて何が間違っているかなんて、他の誰かが決めるだろう。時間とか歴史といったものが。壁の側にたってものを書く作家がいるとしたら、その作品にいったい何の価値があるというのだろう?

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2011.03.19

家族との会話が復活

昨日の夕食時の会話。
父「一つ提案なんだけど、明日の朝はガソリンを入れに行こうと思う。」
母「何時間も並ぶんだったら私も一緒に行くわ。久しぶりの外出ね!」
母「そういえば、今日はお店にキャベツあった?」
私「あったよ。でも頼まれた納豆は売り切れだって。それからベーコンと魚は色が黒ずんでいたからやめといたよ。」

秋田だけど、これは市内中心地での会話。

一週間前の私だったら、こんな会話絶対に冗談にしか聞こえなかった。

ふと気付いたけど、キューバにいた頃はこんな感じの会話をよくしてたっけ。「卵は何曜日に入荷するんだっけ?」みたいな。

先日行ったスーパーで驚いたのは、「限定品!」って書かれたオリーブオイルの中に白い奇妙な沈殿物がうようよしてたこと。なのにディスカウントもせずに平気で定価販売。
野菜ジュースも白濁していた。
賞味期限が終了してるのか地震で揺れたのか理由は分からないけど、あんな商品見たのは初めてだったので衝撃的だった。
家でテレビ見ていても不安だけど、外出するとさらにショックな現状を見てしまうので、まだいつも通りのきれいな部屋の中でニュースを見ている方が平常心を保てる。

早く以前の日本が戻って欲しい。

商品のパッケージに小さな傷があるだけで割引にしてくれるような繊細な日本に。


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2011.03.16

今回の地震について

あまりにも未曾有な出来事だったため、なかなかここに何も書けないでいました。
「いやー、すごい地震でした」なんていう気持ちで書くような出来事ではないから。
私は文章もうまくないし、けっこう空気を読めないので、被災した人々に失礼なことを書いてしまわないか心配で、今日までブログを書く気分にはなれませんでした。


昨年10月に長年住んで愛着のあった東京から地元の秋田に戻って住んでいましたが、
まさか東北でこんな地震が発生するなんて。

神戸の大地震の際は、こんな気持ちにはなりませんでした。被害の大きさの違いということももちろんあるのでしょうか、今回はあまりにも身近に迫った災害であり、今実家でこうしてインターネットの繋がるパソコンに向かってブログを書けているというだけでも幸運だったと思わざるを得ません。

秋田は東北地方の中で唯一死亡者を出さず、被害も最小限でした。
でも隣りの岩手県や、秋田の人たちが好んで買物や旅行をする宮城県、そしてすぐ上の青森県では信じられないようなことになっているのです。

11日からずっと尋常じゃない気分で過ごしています。
幸いにも私は家族がみんな秋田に住んでいて一緒にいられるので、その点では心配事も最小限です。

家のイラン人は、こんな事態なのに悠然と仕事をしています。
テヘランに住む家族は心底心配しています。今すぐ日本の仕事を捨てて帰ってきて欲しいに決まっています。
でも、義母も義父もそんなこと一言もいいませんでした。
それには私も主人もびっくり。

幸いにも秋田は停電がある位で何とか大丈夫なので、彼もいつもの調子で過ごしています。すさまじい不安をよそに、居間のソファに座ってぐーぐー寝ています。
以前から、生きてる間にいつ何が起こってもおかしくない、というようなことを言っていました。

私はキューバをはじめとする海外に何度も足を運んでいたので、物不足や貧しさという不安な生活をこの目で見たことはあります。停電や断水もしょっちゅう経験しました。
でも、所詮私は裕福な日本の暮らしに100%どっぷり浸かって暮らしている人でした。

今思えば、キューバを自分の国のように愛していましたが、海外で見た出来事は、自分の国でのことではなく、外の国でのことだったので「こういうこともあるんだ」という他人事にしか感じていなかったと思います。

まさかこの経済大国日本で、パンを買うのに整理券が必要だったり、ガソリンスタンドがすべて閉まっていたり、電池を買うのに街中走りまわったりしないといけないなんて、微塵も思っていませんでした。

なのでいまだにこの出来事が現実だという気がしないのも事実です。でも頑張って受け止めて乗り越えないといけない事態に突入しているようです。

私が家のイラン人に「これから仕事にも困るし、どうすればいいの」と不安いっぱいに尋ねても

「そんなこと考えるより、とりあえず今日明日の心配しなよ。今将来のことを悔やんでどうする」とピシリと言われます。

国の非常事態を体験してきている人と、平和ぼけしていた日本人との感覚の差は大きく、生ぬるい毎日を送ってきた私は、キューバ人やイラン人のような考えとはやっぱり違うのです。

とりあえずあまりにも日々刻々と事態が変化していくので、被害ができるだけ抑えられるようになってくれるよう祈ることくらいしかできません。テレビで事態を見守っているだけで心身ともにへとへとですが、気を強く持っていきます。

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2011.02.11

リアル森ガール!?

友人に連れられて、山里のパーティへ。
「窯があってとにかくいろいろ美味しいモノが食べられる所。
すごっく寒くてぬかるんでるからしっかり防寒して、オシャレなんかしないで行くこと。服に全部炭の匂いが染みつくから、どうでも良い服を着て行って」

という助言により、母が昔買ってまるで着用したことのない古いダウンに長靴姿で出掛けた。

「どういう集まり?」と友人に尋ねても、「とにかくいろんな人が来る」
としか言われていないので前知識はゼロのまま、寒さにちょっと怯えつつ参加した。

家からほんの2,30分の場所だけれど、ひっそりとした山里は田舎さ満点。
民家の脇に、掘っ立て小屋(スミマセン)のようなワイルドな小屋がある。
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入ると中にはでっかい手作り窯が!!!
中からはもうもうと煙が立ち込め、すすの匂いでいっぱい!
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聞くと、木材を切って薪を割ることからはじめて、窯で炭を作っているということ。

外ではキジを解体している。
生々しくて超グロテスク。
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出てくる料理はウサギとか、どでかいまだらのタラコ料理とか、激ウマのだだみ(鱈の白子のこと)とか、キジ鍋とか、とにかく普通じゃ見たことも食べたこともないモノばかり。

窯で作った出来立ての炭で焼く料理はどれもこれも絶品。
火の前で集まって食べるって原始的だけど、なんだかとっても落ち着きます。

生まれて初めて炭ができる過程を垣間見ることができました。
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これって、まさにダニパの秋田版じゃないの!!(内輪ネタ)

参加している人たちも、イタリアと秋田の交流活動したり、炭に関するマニアなうんちくを教えてくれたり、プロのカメラマンだったり、アナウンサーだったり・・・

秋田にもダニパのようなスペースがあったんだ~。感激!!


木材とか竹だけじゃなく、果物でもなんでも炭になるって知ってましたか?

これは炭になったレモン。(ボケてよく見えないけど。本物レモンの中に炭レモンが1コ。)
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暗くなって外に出たら、とびきりオシャレなロウソクかまくらが暗闇に浮かんでいました。
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気がきかなくて全然手伝いもせず、ただ飲んで食べてただけで迷惑かけてしまったけど、
これからもぜひ参加したい!!

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