映画『セブン・デイズ・イン・ハバナ』まもなく公開!
映画『セブン・デイズ・イン・ハバナ』。
7人の監督がハバナの7日間をそれぞれの視点で描いたオムニバス映画です。
個々の作品は独立していますが、時々ストーリーに関連性があったりして、監督同士のバトン・タッチがあるのが面白いです。
ストーリーはバラバラですが、全てを通して共通して感じられるのが
“貧しくて問題だらけのキューバだけれど、人々は楽しく、たくましく生きている。そして何より、みんなキューバのことをとっても愛している”
ということではないでしょうか。
ハバナの街並みをずーっと堪能できるだけでも、何だかノスタルジーに駆り立てられます・・・
綺麗なホテル・ナシオナルも、下町の汚いストリートも、マレコン海岸の風景も、全てのハバナっ子が愛している場所に違いありません。
それからこの映画、音楽好きにもたまりません!
火曜日「ジャム・セッション」では、現在ティンバ・グループの実力No.1に君臨するアバナ・デ・プリメラのリーダー、アレクサンドー・アブレウがタクシーの運ちゃんとして登場。タイトル通りジャム・セッション(デスカルガ)のシーンがあるのですが、そこでビックリだったのが、キューバに長年暮らしている日本人ミュージシャンの河野さんがコンガを叩いているのを発見!
ミュージシャンたちは夜を徹してデスカルガに興じているわけですが、朝焼けに照らされる川岸でトランペットを吹いているけだるい風景が、キューバ感満載で素敵でした。
それから水曜日「セシリアの誘惑」でヒロイン役のセシリアを演じているのが、カミータ・レーベルでアルバムもリリースしたことのあるセスト・センティードのリーダー、メルビス・エステベスということにも注目。
ここでは歌手を演じているのですが、彼女の歌、雰囲気もあって上手ですねえ。
Melvis Santa -"7 Cuerdas"
セスト・センティードのアルバム「ボッサ・クバーナ」はコチラで買えますので、よろしく!
・・・ところで昨日は、映画の公開に先駆けてのパーティが行われました。
六本木のライブハウス「ビルボード東京」で、試写会+キューバのライブが楽しめるという、贅沢な内容!
キューバ/ラテンのスタンダードを中心に、約1時間たっぷり楽しめました!
映画今週土曜日から,
ヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国ロードショーです。
オフィシャル・サイトはコチラ。
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