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2012年8月

2012.08.30

最近のキューバ音楽事情 -1-

やらなきゃいけない仕事があると、ついyoutubeなどを見て逃げてしまうこのクセ・・・
こうして時間が過ぎていって後でものすごく焦ってばかり。

東陽町にあるホテルイースト21で現在公演中のキューバ人アーティスト、リノに昨日会い、
彼の活動や最近の音楽事情についてちょっと話してきた。

公演内容についてはコチラを参照してくださいな。

リノ・ロレス(ギター)は、トラディショナルなキューバンにちょっとモダンな雰囲気をミックスさせたグループ、トラヘ・ヌエボなどを経て、現在はコンフシオン(.comFUSIONと書くそう)のリーダー。
バンド活動以外にもソロで大忙しで、スタジオ・ミュージシャンとして多忙を極めてるそう。
(キューバにいながら仕事が忙しくてたまらないって、かなり恵まれてる。)

オマーラ・ポルトゥオンドのアルバムにも参加してるあたり、すごい。

あと、トニー・アビラとも多く共演しているそう。
トニー・アビラはソン~トローバ系の歌手で、最近けっこう人気みたい。去年スエナ・クバーノリーダーとして来日もしていた人です。

「La choza de chicha y chacho」

「Mi Casa.cu」(音がやけに小さいですが・・・)
トニー・アビラ&リノ・ロレス

「No me destierres」
.comFUSIONのPVです。

要するに、最近のキューバは以前のような音をギュウギュウにつめまくってたたみ掛ける超グルーヴィなサウンドはあまりウケていない様子で、YUSAとかInteractivoのように、キューバ音楽を踏襲しつつ、ジャズやファンク、ブラシルなどの要素をミックスしたような音楽か、またはバリバリのレゲトンか、それか、ロックやポップスのようなキューバっぽくない音楽に嗜好が散らばっているみたいで、若者たちはティンバとかサルサとかから離れつつあるのが現状みたい。

トニー・アビラとかのようにトローバやソンを基盤にして、それを若い人にもウケるようにモダンな要素を取り入れるっていう路線のグループが増えたらいいけどね・・・

ちなみに、あの伝統音楽の御大エリアデス・オチョーアまで時代に流されてラップしちゃってるのがおかしい。


La Fres-K featuring Eliades Ochoa


キューバ人っていくつになっても革新しようとするからオモシロイ。

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2012.08.28

ペルネット fromコロンビア、東京公演いよいよ間もなく!

facebookとかtwitterとかが主流になりすぎたせいか、ブログを書くのが億劫になってしまってダメですね・・・

ライブとかイベントの情報はfacebookでささっと載せたらそれでOKっていう雰囲気になってしまってるし。しかも簡単に載せられるからねえ。

あまりにも更新を怠っているので、こちらに書くことにしました。

富山のフェスティバル、スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドに行った方はすでに満喫してると思いますが、今週の東京での目玉ライブは何といってもペルネット!

実は私今まで観逃がしていたので、今回ついに初体験。
前から周囲から大評判だったのですごーく楽しみ!

コロンビアのアフロ・カルチャーって最近アツくてかっこいいんだよね。
ホントのこと言うと、元々クンビアってあんまり好きじゃなかったんだけど、ペルネットの手にかかるとアフロでファンキーでオシャレですごくイイ。

Pernett


「バモス・コロンビア×スキヤキ・トーキョー
フィーチャリング ペルネット」


8月30日(木) 18:30 open & start
at: 渋谷クラブクアトロ

【Live】 ペルネット (from Colombia)

【DJ】TOSHIO "BING" KAJIWARA
El Caminante Okamoto(Mamborama Tokyo)
大石始(EL PARRANDERO)
Tagood(MONTE BAILANTA)
YOSUKE(BAOBAB)

【DANCE】Maria & Felipe (Ritmo de Cali) 

【food】La Braska

【drink】Punto Punta

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2012.08.04

ドン・オマール「ニュー・ジェネレーション」リリース!

しばらく大人しかったレゲトン界ですが・・・

久々にレゲトンの歌詞対訳をしました!

レゲトン界の“ドン”、ドン・オマールの新譜「ニュー・ジェネレーション」です!
Ca3c1006

レゲトンって非常にエゲつない内容が多いので、歌詞を訳しているって口外するのが恥ずかしいのですが・・・

でも一時期のレゲトンが最高にアツかった時代よりも、ちょっとメロウなナンバーなども収録されるようになってきた最近の歌詞は、ちょっとサルサ系のロマンティックな物も増えてきたような気がします。

そうそう、最近はレゲトン歌手たちもバチャータやってるんです。

11曲目「ラ・ジャベ・デ・ミ・コラソン」ではバチャータ・アーティストのユネル・クルスと組み、完璧なバチャータが収録されてるし!

8曲目「フロール・デ・カンポ」もスローな愛の歌だし。

でもこのアルバムで一番のブレイク・ナンバーはやっぱり「ダンサ・クドゥーロ」じゃないですかね。
映画『ワイルド・スピードMEGA MAX』の挿入歌として使用されたことからも、世界的に大ヒットで、先日代々木公園で開催されたブラジル・フェスティバルではジルベルト・ジルの娘、プレタ・ジルが歌って、観客がステージに上がってクドゥーロダンスをしてたことからも、かなりキテるらしい。

クドゥーロって何?って思う人も多いと思うけれど、Wikipediaによると

1980年代のアンゴラに起源を持ち、1994年にポルトガルのリスボンにもたらされた音楽の様式である。アップテンポでエネルギッシュでダンサブルであることが特徴的である。

ということなので、アンゴラ発祥のアフリカのリズムなようです。
歌詞も途中、ポルトガル語が入っています。

まあ、かなりバカみたいなダンス音楽なのですが、意外と単純に楽しめちゃいます・・・

ということで、今夏はクドゥーロで踊らないと!


ところで、もうすぐサマソニにピットブルが登場しますね~!楽しみ!
スペイン語の歌はあまり歌わない気がするけど・・・

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2012.08.02

キューバから来日!若手デュオ長期公演

先日キューバから来日したデュオ、オフィア&リノ。

彼らに聞いたら、“今の東京はキューバより暑い!”そうです・・・

年々徐々に暑くなってるから、このままいくと40度とかになるんじゃ!?サウジアラビアとかみたいに。


話が逸れてしまいましたが、先日から彼らの公演がスタートしました。

リノは5年程前にトラヘ・ヌエボのメンバーとして来日したこともある、キューバでも一流のギタリスト。キューバン・トラディショナルをベースにしながら、ジャズやミクスチャー系のモダンな要素を取り入れている彼の音楽、コード進行が最高にオシャレです。

彼が率いるグループ“Com.Fusion”(コンフシオン)のアルバムは去年のクバディスコにノミネートされているし、オマーラ・ポルトゥオンドのアルバム「Reir y Cantar」などにも参加しているあたり、一目置きたいアーティストです。


今回はコンフシオンのヴォーカリスト、オフィアを率いてのデュオ公演。
クバーナらしからぬ細身でかわいらしい女の子です。日本の洋服が似合いそう。

Ca3c10041 

最近のキューバは、世界の他の国同様、なんだか草食化してきている様子なので、以前のキューバのおじさんたちみたいに好き勝手な行動をする野獣のような人たちが減ってきているので、何だか日本にいてもスっと馴染んでくれます。
パソコンの操作なんかも私よりも手慣れてるし、突拍子もない発言とかしないし、気持良く過ごせるんだけど、逆に言うと、普通すぎてインパクトが無いのが寂しいんだけど。

また話が逸れてしまいましたが、「トゥ・ミ・デリリオ」「ドス・ガルデニアス」など珠玉のキューバ名曲や、「セ・フェリス」「ジョランダ」など私も大好きなレパートリーを歌ってくれるので至福の時間が過ごせます。

セ・フェリスってホント、いい曲です~。




8月1日(水)~10月31日(水) 休:日曜日
HOTEL EAST 21TOKYO
ショー時間:ロビー演奏(ギターのみ)17:00-17:30,18:00-18:30
      カクテルラウンジパノラマ21F 19:50-20:30/20:50-21:30/21:50-22:30
03-5683-5683(Hotel East 21 Tokyo)

お問い合わせ SALSA120%

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2012.08.01

映画『セブン・デイズ・イン・ハバナ』まもなく公開!

最近キューバ好きの間で話題なのが

映画『セブン・デイズ・イン・ハバナ』。
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7人の監督がハバナの7日間をそれぞれの視点で描いたオムニバス映画です。

個々の作品は独立していますが、時々ストーリーに関連性があったりして、監督同士のバトン・タッチがあるのが面白いです。

ストーリーはバラバラですが、全てを通して共通して感じられるのが

“貧しくて問題だらけのキューバだけれど、人々は楽しく、たくましく生きている。そして何より、みんなキューバのことをとっても愛している”

ということではないでしょうか。

ハバナの街並みをずーっと堪能できるだけでも、何だかノスタルジーに駆り立てられます・・・
綺麗なホテル・ナシオナルも、下町の汚いストリートも、マレコン海岸の風景も、全てのハバナっ子が愛している場所に違いありません。

それからこの映画、音楽好きにもたまりません!

火曜日「ジャム・セッション」では、現在ティンバ・グループの実力No.1に君臨するアバナ・デ・プリメラのリーダー、アレクサンドー・アブレウがタクシーの運ちゃんとして登場。タイトル通りジャム・セッション(デスカルガ)のシーンがあるのですが、そこでビックリだったのが、キューバに長年暮らしている日本人ミュージシャンの河野さんがコンガを叩いているのを発見!
ミュージシャンたちは夜を徹してデスカルガに興じているわけですが、朝焼けに照らされる川岸でトランペットを吹いているけだるい風景が、キューバ感満載で素敵でした。


それから水曜日「セシリアの誘惑」でヒロイン役のセシリアを演じているのが、カミータ・レーベルでアルバムもリリースしたことのあるセスト・センティードのリーダー、メルビス・エステベスということにも注目。

ここでは歌手を演じているのですが、彼女の歌、雰囲気もあって上手ですねえ。




Melvis Santa -"7 Cuerdas"

セスト・センティードのアルバム「ボッサ・クバーナ」はコチラで買えますので、よろしく!
CQCR1001.jpg


・・・ところで昨日は、映画の公開に先駆けてのパーティが行われました。

六本木のライブハウス「ビルボード東京」で、試写会+キューバのライブが楽しめるという、贅沢な内容!

キューバ/ラテンのスタンダードを中心に、約1時間たっぷり楽しめました!
CA3C0998[1]

映画今週土曜日から,
ヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国ロードショーです。

オフィシャル・サイトはコチラ

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