« 2011年8月 | トップページ | 2011年11月 »

2011年9月

2011.09.13

『ラテン音楽パラダイス塾』無事終了。

竹村淳さんを秋田→盛岡に招いての『ラテン音楽パラダイス塾』、日曜日に無事終了しました。

“秋田の人は有料の音楽イベントになかなか行かない”やら、“どうせ赤字だ”という後ろ向きな声が多数ある中、

「頑張れば人集まりますよ!!何とかなるもんですよ!」と私が調子に乗ってしまい、ヤケに強気な態度に出たせいももしかしたらあるのかどうか分からないけれど、この度思い切って開催に踏み切ることになりました。

最初に結果から言うけれど、大成功!でした。
P9102080

秋田中南米音楽同好会の方々が、とっても張り切ってみんなで協力し合った結果、秋田ではなんと90名ほどのご来場。用意していた椅子(蛇足:東北人は“椅子”のイントネーションが東京と違う。秋田では“椅子↷”と語尾が下がる。東京暮らしの時は頑張って標準語に合わせていたが、今になってまたかつてのイントネーションで発音してます。) が足りなくなるという嬉しい悲鳴。

貴重な音源や映像資料をふんだんに使っての講義だったので、ラテン音楽好きには興味津々の楽しい時間だったのではないでしょうか。

盛岡でも実行委員会の方々の努力の結果、竹村さんのコアなファンの方もいらっしゃって下さり、なかなか内容の濃いイベントになりました。

これからもラテンなイベントをどんどん増やせるようになればいいですね~。
お客さんさえ集まれば可能なんだし、東北でラテン好きを増やせるように、どんどん輪を広げていきたいものです。

今度はキューバ系のライブがいいな。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011.09.06

イランの古い村を訪ねて

大都市の表情って、世界中なんとなく似たり寄ったりで、情報化社会の中で忙しく生きている人が多いせいか、なんだか味わいがちょっと物足りない。

その点、田舎ってホント楽しい。
住み慣れた日本から外国の田舎に行くと、まるで違う価値観の人たちとの出逢いがあったりして、外国に来た!っていう感覚を体中で味わうことができる。

テヘランは以前私が想像していたよりもずっと大都会で、車と人がひしめいている慌ただしい街。雰囲気からいってメキシコ・シティ、またはバンコクみたいな。

今回のイラン滞在中、半分近くをテヘラン以外で過ごしたんだけれど、前から行きたかった
アブヤーネ村を訪れることができました。

キャルキャス山の中腹にある、斜面の上に古い赤土の家が並んでいるこじんまりとした集落の村。粘土のような赤い土で固められた山道をずっと登っていくと、次第に涼しくなっていき、アブヤーネに着いたらひんやりとした空気がとっても気持ち良かったです。

Img_2064
爽快!なんだか車のCMみたい・・・

Img_2068

で、ここの名物は「花柄のスカーフをかぶったおばあさん」に尽きると思う。
秋田以上に高齢化が進んでいて若い人は観光客以外ほとんど見つけられなかったんだけれども、かわいい格好をしたおばあちゃんたちが道端に座っていて、すごく絵になっていました。


Img_2079

Img_2089

あと、気になったのが扉。
年代物のかわいさ満点の扉を現役で使っています。

Img_2104

  Img_2131

Img_2060
家?何?と思ったら、なんとこれは“羊たちのおうち”ということ。
雪深く寒い冬、この中はあったかいので羊たちは冬をこの中で過ごすらしいです。


Img_2086

Img_2087

映画『友だちのうちはどこ?』 のような、のんびりとしたイランの風景が満喫できる
素敵な村でした。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.09.05

ABS「ごくじょうラジオ」出演します。9/5(月) 14:00~

竹村淳「ラテン音楽パラダイス塾 en AKITA」講演が近づいてきました。

集客に頑張らないといけないのに、この2週間イランに行ってしまっていたため
ラストスパートで一人でも多くの方にご来場いただき、秋田でラテン音楽人口を
増やしたいものです・・・!

明日(というかすでに今日!)、ABSラジオ「ごくじょうラジオ」で、ラテン音楽パラダイス塾の宣伝をかねてラテン音楽の紹介をするため、出演することになりました。

竹村さんの新著『ラテン音楽名曲名演ベスト111』に付いているCDからセレクトした数曲と、ついでにハバナ・ジャム・セッションの中から1曲ほどかけたいな、と思っています。

とはいっても15分の枠なので、全部で2,3曲くらいでタイムオーバーだと思いますが。

ごくじょうラジオ (ABS秋田放送)

9/5 14:00~ 15分程です。

竹村淳「ラテン音楽パラダイス塾 en AKITA」詳細はコチラ

SALSA120%のHPにも掲載して頂きました~!!

お時間のある方はぜひぜひ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.09.03

今年のイラン旅終了。

ピットブルの新譜を聴いてるところだけど、気分はマイアミでもラテンでもキューバでもなく、完全にイランです。

8月中旬~2週間、3度目のイランに行ってきました。
この時期、決して狙ったわけではないんだけれど、完全にラマダンにハマりました。
帰国日にラマダンが明けてめでたくいつでも食べてもOK!という悲しい日程でしたが、
それでも上手にお腹を空かせないように調整しながら(というか、こっそり空腹を満たしながら)、旅も食も堪能してきました。

初回はイスファハン、2回目はカスピ海、と、テヘラン以外あまりでかけないままでしたが、今回は思い切って車で900km余りを車でハイスピードで駆け抜ける忙しい旅でした。

シラーズ、イスファハン、アブヤーネ村、カシャーンetc...と、ペルシアの歴史や文化を垣間見ることができて楽しかった。
田舎って面白い!地方万歳!

ラマダン中でバザールはもちろん街中が休みだったりして悔しい思いもしたけれど、
テヘランとは違ったゆっくり、おっとりした時間の流れを感じられて、リフレッシュできました。
P8292029


音楽博物館 at Tehran

P8292025
イランでおなじみのフルーツ、ざくろが楽器に!!



P8211817
テヘランのバザール


今回は絨毯や小物の買い付けにつきあいました。
目の玉飛び出る位にバザールの品々を吟味して見たら、イランって雑貨天国!
可愛いものたちでいっぱいでした。

いろいろ書くことはあるけれど、少しずつマメに写真や文章をアップしていきます。


あ!今聴いているピットブルだけれど、イランでブレイク中みたい。
イスラムの国でなヒップホップ!?と思うけれど、情報社会の現在、どうしてもこの手の音楽が流れついてくるんですね・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年8月 | トップページ | 2011年11月 »