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2010年12月

2010.12.30

秋田のサルサ界は完全キューバン(ソン)

年末とあって、どの家庭も食料品の買い出しに大忙しの模様。
特に酒屋さん!さっき駐車場のスペースもない位混雑している「やまや」に行って
ハバナ・クラブ3年物を購入。幸せ気分で帰って袋から出して片付けようとしていたら・・・
常に焦っている性格が災いして、見事に落として割ってしまった!!!
今年の総決算として飲もうとしていた素敵なラムが・・・

ショックで打ちひしがれていたが、
イランでは、何かが壊れるということは、身代りになって不幸を消し去ってくれたということでありがたく感謝するべきだ、という考えがあるみたいなので、まあ良しとしよう。

報告が遅れてしまいましたが、22日に終了した、ノースアジア大学主催シティカレッジ教養講座「ラテン音楽の魅力と多様性」にご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。
天候の悪い中、わざわざ遠方から駆けつけてくださったラテン音楽好きの方々もいらっしゃって、本当に感謝しています。

最終回はマンボ、チャチャチャ、そしてサルサを取り上げたのだが、マンボの王様、ペレス・プラードの映像を準備している間は本当に楽しかった。デンゲのリズムには震撼してしまい、ついついダンスのステップを真似してみたり・・・講座では流さなかったが、デンゲって面白過ぎです。ぜひ下の映像を観てくださいな。



そしてこちらはペレス・プラードの名エンターテインメントぶり。
この上なく素敵です。



サルサはファニア・オールスターズとルベーン・ブラデス位しか紹介できなかったのが残念。まあ、どの部分も掘り下げたら切りがない訳で・・・またチャンスがあったら面白い構成を考えてみよう。


クリスマス後、26日は秋田で初めてのサルサ・パーティ体験をしてきました!
地元でサルサ活動を続けていらっしゃるKEIさん主催のパーティ。会場のバー、レッドハウスに来ていたのは、ほとんどがKEIさんの生徒さんたち。
ここは完璧なキューバン・・・というより、ソンがメインという、かなりの個人的趣向が生かされている所だった。だって、かかる曲といったら、ソン14、シエラ・マエストラ、アダルベルト・アルバレスetc...なんかで、たまにマノリートとかバンバンも登場。生徒さんたちもみんなコントラ・ティエンポでソンのスタイルで踊ってる。

たまたま戻った地元のサルサ場が、LA系でもなくNY系でもなく、キューバ度120%(しかもティンバじゃなくてソン)だったというのが偶然なのかそれとも運命なのか・・・。

秋田でいつかキューバのお店ができるのも時間の問題か!?
なんて想像を膨らませながら、ふと窓の外を見ると雪が降り乱れている。
雪空とサルサとの組み合わせなんて、たぶん初体験。

不定期でイベントが開催されているようなので、詳細はコチラをチェックしてください。


いよいよアフロ・キューバン・オールスターズ来日公演までもうすぐ!
先日発行されたSALSA120% 1月号に、フアン・デ・マルコスのインタビューが冒頭のページに掲載されていますのでぜひ見てください!

大晦日の明日は、なまはげを観に男鹿半島まで行ってきます!楽しみ。

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2010.12.21

キューバの息吹 サックス~セサル・ロペス

さっき父親が「新聞にキューバ音楽のことが書いてたよ」と言って新聞を取り出してきた。見てビックリ!今日(12月21日)付けの日経新聞文化欄にセサル・ロペスの書いた文章がでっかく掲載されてるじゃないの!!
Cesar

「日本という国に好印象を持ったが、将来、深いきずなができるとは想像していなかった(・・・云々・・・) 2004年、ジャズフェスティバル「TOKYO JAZZ」で来日した時、現在の妻の聖子と出会い、06年に結婚。日本が第二の故郷になった。」

ということで先月も来日してライブをしたばかり。

キューバNo.1の超絶技巧キューバンジャズ集団、イラケレで活躍したセサル・ロペスは誰もがその才能を認めるスゴいアーティストだ。でも、記事の中ではこんな文章が。

「こう書くと、私がまるで“天才少年”だったと思われるかもしれないが、決して才能に恵まれたとは考えていない。様々な人の縁に恵まれたのだと思う。」

と、謙虚な書き方。

ここまでくるのに膨大な練習量だったとは思うけど、あの演奏はやっぱり才能もあってこそ、だとも思うんだけど。

とにかく、新聞にこんなに大きくキューバ音楽の記事が、しかも個人的にも良く知っているセサル・ロペスが載っているなんて嬉しい!

カミータ・レーベルの最新作『CU-BOP/Los Cubanos』はセサル・ロペスのリーダー作なのでぜひ聴いて下さい。
Cubanos

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2010.12.16

ラテン音楽講座第2回終了。

いや~、昨日のドカ雪には本当に参った。
家のイラン人に仕事早上がりにしてもらうことになり、一度帰宅して車で会場に行くことにしたんだけれど、彼は大雪の中歩いて戻ってきた・・・
バスが大幅に遅れていて待っていても全く来なかったそうだ。
私はバスで行こうと思っていたんだけど、送ってもらうことにして良かった。

真冬に突入したらこんな雪はしょっちゅうあるんだろうけれど、突然始まったこの真冬状態にみんなすっかりまいってる様子。

こんなヒドい天気でこの寒さ、わざわざ無料の私の講座に来る人なんて家族位だろう、と思って、今日はアットホームに自由にやろうかな、という気持ちでいたんだけれど、意外にも前回よりは少ないものの、けっこう多くの人が来てくれた。
中には能代から駆け付けてくれた人も!すごい熱意に感激。

なので気合い入れてちゃんとやりました。
最初はベネズエラとメキシコ。なぜこの国かというと、ベネズエラは「コーヒールンバ」、メキシコは「ベサメ・ムーチョ」の国だから。
やっぱり皆知っているような曲をかけるのが一番親しみやすいかと思って。

その後はいよいよキューバの世界へ。私があまりにも「キューバ素晴らしい」「サンティアゴ、グアンタナモは何日いても飽きない素敵な所」「物が無いけれどその代わりにものすごく楽しいハプニングだらけで楽しすぎる」というようなことを連発したせいで、かなりのキューバ狂いだと思われたかも。

音や映像で古いソンを観賞するのもいいけれど、やっぱりライブが一番だよねぇ。
この寒い秋田まで来てくれるようなキューバ人がいればいいんだけど。

秋田中南米音楽同好会の方もわざわざカラーコピーでご案内状をプリントしてもってきてくれたし、これを機にラテン音楽が盛り上がってくれたら本当に嬉しいです。

12月26日はカフェバー「red house」 にて、もろキューバン・サルサとソンばかりをかけてくれるKEIさんによるイベント「AZUCAR」が開催されます。

講座の準備とかで最近は初心に戻ってラテンのいろはを見直してるんだけど、かなりいい勉強になってます。調べるといちいち小さなことにハマってしまい、必要以上のことまで突っ込んでいるうちにいつの間にかすごい時間が経ってしまったり・・・とかしてしまうんだけどね。まあそれだけ奥が深いということなんだけど。

それにしても、早くこの雪国に慣れないと。まずは靴底をギザギザ加工してもらいに行かないと始まらない。

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2010.12.15

シティカレッジ講座『こんなに豊富!中南米に溢れるリズム』

今気付いたのですが、こんなレポートがされていました。

[シティカレッジ] 教養講座「ラテン音楽の魅力と多様性」を開講

今日がその第2回目なのですが、今朝からかなりの雪模様・・・寒さに怖気づいて受講者が行くのを断念しないことを祈ります。

何といっても今日はキューバのソンの素敵な映像や音源を用意したので、ぜひ聴いて頂きたい。やっぱりサンティアゴのソンって極上。


さっき久々に雪道を歩いたんだけど、歩き方がかなりヘタくそになっていました。
子供の頃はスイスイ歩いていたような気がするんだけどね・・・

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2010.12.10

『瞳の奥の秘密』その他ラテンな映画

ギリギリセーフで公開終了直前の『瞳の奥の秘密』を観賞。
Cinema_000059

アカデミー最優秀外国賞受賞作ということだけど、そんなこと私は特に興味がない。(むしろアカデミー賞取ってると逆に見る気が無くなる・・・というひねくれた気持ちが沸いてしまう)

でもこの映画はボリュームのある、見応えたっぷりの映画でした。

舞台は1974年のアルゼンチン。独裁政権下の国の情勢が分かってから観ると一層リアルだったかもしれない。私たちにとってはこのストーリーの理不尽すぎる世の中にけっこう驚かされるけれど、アルゼンチン人たちにとっては、身近に感じるのだろうか。

その歴史を背景に、痛々しい殺人事件とふかーい恋愛が交錯するストーリー。サスペンスでありながら本質的には恋愛がテーマなのだろうか。

ラスト直前の場面には気分が滅入ったが、最後の最後で救われた・・・って感じ。あれがなかったら重苦しい気分のまま劇場を出ただろう。


秋田駅前のミニシアターで観たんだけど・・・
もっと映画館行った方がいいよ!みんな!!
かなり良質の映画を上映してる所なんだからもったいない!!

「この映画館が無くなったらホントに困る」って言ってる人もいるんだし・・・

ところで同映画館で間もなく『アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち』が上映されます。

そうそう、それからあの真っ黒いファンキー度120%の映画『ソウルパワー』が一日だけ秋田に登場とのこと。
Soul
旧ザイール(コンゴ共和国)で開催された超真っ黒の音楽祭。なんと70年代のファニア・オールスターズ&セリア・クルースが拝められるというサルサ好きにも大変お得な映画。夏にこの映画を観た後はしばらく暑苦しくて周りの人たちがみんな黒く見えたっけ。
上映は1月9日(日)キャットウォ-クにて。
残念ながら行けないけれど、上映後のトーク&パーティって何をやるんだろうか・・・?ちょっと気になる。

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2010.12.09

『ラテン音楽の魅力と多様性』第1回目終了

秋田カレッジプラザで開催した、私の秋田デビュー講座『ラテン音楽の魅力と多様性』第1回目が無事終了。

途中映像がスクリーンに映らない!!というハプニングはあったものの、皆さん90分という長い時間にも関わらず最後まで聞いてくれました。

導入部は日本人とラテン音楽の関わりについて、古くはタンゴからの紹介。
竹村淳さんが貸してくれた貴重な古い映画の映像が大変好評でした。
1955年の映画『月に飛ぶ雁』の中で登場する、藤沢蘭子が歌うシーン。
その時代を知っている人なら興奮するはず。私の父親も藤沢蘭子と聞いて昔を思い出して興奮気味に騒いでいた。
それから1953年『青春ジャズ娘』に出てくる東京キューバンボーイズ。

こうして見ると、昔は本当に日本でラテンが流行っていたんだな・・・とつくづく感動。
現在はこんなにグローバル社会が拡がっているというものの、50年前位の方がなんだか外国っぽい、って気がするのは気のせい?

その後はアルゼンチン、パラグアイ、ブラジル、ドミニカ共和国の音楽を紹介したんだけれど、90分という限られた時間じゃとてもじゃないけれど説明し尽くせない。
特にブラジル音楽は90分丸ごと使ったとしてもムリだろう。

今回は全3回で終了だけれど、今後シリーズ化していろんな音楽を紹介できたらいいです。キューバに偏りがちな自分にとっての勉強にもなるし、すごくやりがいがある。


最後にドミニカ共和国の〆として、フアン・ルイス・ゲーラの「バチャータ・エン・フクオカ」をかけたところ、「コンニチハ、オハヨゴザイマス」と歌うクダリがけっこう受けてたみたい。フアン・ルイス・ゲーラも親日家になってくれたみたいだし、また来日ライブやってほしい!

Jlg 大スターは人柄も最高でした。2009年フアン・ルイス・ゲーラのインタビュー。

そうそう、秋田でも今アルゼンチン映画『瞳の奥の秘密』が公開中で、その後は今日紹介した『アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち』が再上映されるみたい。

この勢いでラティーノが来秋ライブできるようにラテンの輪が拡がっていくことを願います・・・

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2010.12.04

キューバブームの勢いを再び・・・「アフロ・キューバン・オールスターズ」LIVE in JAPAN

最近あんまりキューバから勢いのあるニュースが入ってこなくてちょっと物足りないと思っていたキューバ・フリークの皆さん!(もちろん私も)

バンボレオもいいけれど、そろそろ違うグループを生で体験したい!という方や、ティンバとかサルサじゃなくてもっと正統派がいい!という方、もちろん『ブエナ・ビスタ~』のサウンドが懐かしい~!という方、ビッグバンド系が好き!という方や、怒涛のパーカッションを聴きたい!という方たちにも、・・つまり、かなり幅広い人たちの要望を叶えてくれそうな『アフロ・キューバン・オールスターズ』が、長年の要望の末、ついに再来日を果たすことに。

SALSA120% vol.146

Vol146


最近の活動の様子があまり日本に伝わってきていなかったけれど、リーダーのフアン・デ・マルコス氏はますます元気でやる気満々なご様子。海外公演はコンスタントに行っていたみたい。

10年前の来日時に比べるとかなりメンバーが変わっているけれど、一番嬉しいのは、以前NGラ・バンダが一世を風靡していた時代に活躍していた、天才ティンバレーロ、カリスト・オビエドがやってくる!ということかな。

NG脱退後も、実は何度も来日していて、かなり日本とは馴染みが深いカリストさん。息子のジュリエンもこないだバンボレオのゲストとして来日したばっかりだし、かなり日本とはご縁がある親子だ。

それからもう一人、個人的にも大プッシュしたいのがホセ“ペペ”エスピノーサ。
サルサ界、ティンバ界、チャランガ界、ジャズ界と、以前いろんな所で彼に遭遇して、いつもちょっと目立った存在だった。なぜかひとつのグループに長期間留まることはなく、ある時はアスーカル・ネグラ、ある時はリトゥモ・オリエンタル(渋いじいさんたちの中に紛れてティンバレスを叩いている姿を見た時はけっこうビックリだった)、ある時はジャズ・フェス、そしてある時はクバニスモのメンバーとして長崎のハウステンボスにいたり、さらにある時は御大フルート奏者、ホアキン・オリベーロス氏の家でコーヒー飲んでたり・・・ と、けっこう意外な場所でも遭遇していたが、いつも彼のプレイには圧倒されていた。

今回の来日公演でも、彼らの人並み外れたプレイが堪能できそう。
昨年のUSAツアーの模様を拝見したところ、ボンゴ→コンガ→ティンバレスの10分以上に及ぶソロ・シーンが堪能できた。今回ペペはコンガでの参加ということらしいけど、いずれにしてもスゴいパーカッション・リレーを生で体感できるかと思うと、今からかなりカリエンテな気分になってくる。

これ、太鼓好きには堪らない映像!


最近、キューバ音楽はブラジルとかアルゼンチンの勢いに押されてしまってちょっとした低迷期に入ってしまってる分、フアン・デ・マルコスさんと彼らメンバーたちの力でもう一度キューバ人気を盛り上げてほしい!!

なんだか最近のラテン音楽の傾向って、“オシャレ”感を重視しすぎているようで、キューバ本来のサウンドである、心をメチャクチャに揺さぶってくれる激しいグルーヴとかの魅力を忘れられがちなんだよね・・・と思うこの頃だけど、みなさんどう感じてるんでしょうかね?
こんなにワクワクして楽しい音楽はないって思うんだけどね。

今配布中の「SALSA120% 12月号」でアフロキューバンの特集記事を書いたので
良かったら読んでくださいな。

アフロ・キューバン★オールスターズ New Year Live in JAPAN
2011.1.8~1.10 at天王洲 銀河劇場
全席指定ということなので、前列の方を希望の方は早めにゲットするべき!!

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