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2010.06.13

団塊世代のおじさん=イラン人

先日家のイラン人と共に、彼の友人の家を訪ねた。あまりイラン人のお宅におじゃまする機会はないのだけど、塵一つ落ちてない綺麗なお部屋にビックリ。奥さんがイランに帰省中のため、今は忙しく働く男一人で暮らしている家なのに・・・そう言えば、前に彼と訪れた他のイラン人(男性)の家も、とおっても綺麗だった。キッチンの床には何と白い絨毯が・・・。なぜシミ一つ付いていないのだろうと疑問に思いながら、自分の家の汚さにすっかり気落ちしてしまった。

いやいや、今日書きたいテーマは、家の綺麗さについて、ではない。

その友人は、ハッキリ言って日本語がそんなに上手っていう訳でもないんだけど、来日10年も経っていないのに起業して2フロアの事務所を持ち、数人のスタッフを雇い、4部屋もある広々としたマンションに住んでいる。私と同い年なのに・・・ 今時日本人でも“独立するなんてちょっと自分にはムリかな・・・”なんていちいち言い訳を探し、文句言いながらも行きたくない会社に通い続けている人ばっかりなのに。

「スゴイですね。」と私が言うと

「やれば誰だってできますよ。こんな私でもこうやってできてるんだから」と軽く言い放つ。

「とにかく絶対できるって信じること。不安があるんだったら最初からやらなきゃいい。みんな何怖がってんだか。」

うーん、何だか私の心にグサリとくる。

「金持ちと貧乏になる人っていうのは最初から決まっているのだと、ある人が話していました。例えば世界中の人々に平等にお金を分け与えたとします。でも数年経つと、また金持ちは金持ちに、貧乏人は貧乏に、結局以前と同じ状況になるものなのです。」

要は“やる気”ということなのだろうか。恐れずどんどん前に付き進め、と。

家のイラン人が「数年後に家を買いたいとは思っているんだけど」というので私は(また調子いい事言って!どこにそんなお金あんのよ!)と内心つぶやくと、その彼はすかさず

「数年後じゃ遅い!来年買わないと!」

・・・あくまでも強気だ。

「それからもう一つ。悪い事を考えないことです。朝起きた時、今日は何だか具合が悪いな~と思うと、確実にその日のうちに具合が悪くなるものです。朝起きて楽しい!と思うとその日は楽しく過ごせます。だから何か目標を持ったら、そのことは必ず叶うと思い続けることです。」

なんだか自己啓発の本に書いていそうなことだけれど、彼はこの考えを実行していて現在は実際に上昇しているのだから、説得力ある。


オレはやるぞ~!って鼻息も荒く前に突き進むような人種、これって好景気時代の日本に多く存在したはず。最近の日本といったらみんな後ろ向きで冒険心が欠けてしまっている。そういう私も悲観的だし。


うーん、だから前からイラン人からは昭和の臭いがするって思っていたんだ!

帰り際その人は「奥さんがいなくて今日は申し訳なかった。彼女がいたら料理もずっと豪華な物を出せたのに。今度来る時はゆっくり泊まっていってください。」と何とも丁寧だった。

古き良き~っていう感じでいい気分になった上、勇気をもらった日でした。

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