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2010.05.23

音楽世界の今後

この二日間続けて音楽関係の知人と飲みながらいろいろと最近の音楽事情などについて語り合った。
初日は沖縄料理、そして翌日はインドネシア料理。どちらも暑い地方の料理だ。(深い意味はないけど)

某ジャズの老舗雑誌が休刊という大ニュースに始まり、CDの売上がいかに落ちてるか、全国のCDショップが続々と閉店している現状、そして最近のキューバ音楽について云々・・・

なんだか暗い話題ばかり。こりゃマズいよ、絶対にマズい。

要するに、従来の音楽業界の方法が世間に通用しなくなっているっていうことなのだろうか。雑誌もCDも売れない世の中になって久しいけれど、特にこの2,3年の急落ぶりは目に余る。

ネットがなかった時代は、ショップをハシゴして探して求めたCDをしつこいくらい繰り返し聴き、中のライナーノーツもしっかり読み、一枚のアルバムに対するこだわりも強かった。

それがネットで簡単に聴けてしまう世の中になってからというもの、音楽は「買って聴く」というよりネットによって「タダで流す」というものに変化してしまっているような気がする。

5月13日に新宿のジュンク堂で開催された「港千尋+今福龍太 トークセッション」では、キンドルに代表される電子書籍に関しての話題を繰り広げていたが、これはそのまま音楽に当てはまるなあ、と思いながら聞いていた。

電子書籍によって本のデータを持っていることは、果たしてその本を持っているということになるだろうか?本というのは、その重みや大きさ、装丁、紙の質感、そういった存在感があってこそ本なのだ、というようなことを語っていた。

他にもとっても興味深いトークが約2時間にわたり繰り広げられていたが、デジタル化によって失われる多くのことへの危機感について考えさせられた。

私はアナログレコードをほとんど持っていないCD派なのだけれど、アナログが好きな人たちは、ネットでダウンロードする音楽のことをどう考えているのだろうか。絶対に私以上に毛嫌いしているはず。

キューバについての話題としては、性格が破天荒で濃いミュージシャンたちがいた時代はすでに過去の物で、最近はもっぱら軽くてさっぱりしたミュージシャンたちが増えてしまって、なんだかキューバらしさが薄くなっているなあ、という不安感について考えさせられてしまった。

うーん、暗い方向にばっかり行ってしまっては良くない。
明日はハイチから来日するアゾールの太鼓を聴くことができるし、また熱くならないと!!!

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