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2010年5月

2010.05.31

ネコが椅子になっててオレンジの花が咲いてるやつ。

今日はちっぽけな個人ネタを。

すでに誕生日から一カ月以上経過しているというのに「今お金がないからお金入ったら絶対にあげる」と言いつつ、未だにプレゼントをくれない家のイラン人。

“お金が無い状態”から脱出するのがいつになるのか分からないので、しびれを切らした私は、「今年のプレゼントは安いので手を打ってあげるよ。今日お店で見つけた、“ネコが椅子になっててオレンジの花が咲いてるやつ”が欲しい」とお願いした。

「ネコが椅子に???全く意味が分からない。」という反応。全く想像力が無い人だ。

まあ、そういうデザインの可愛いネックレスなんだけど、こないだお店で見つけてそのカワイさに私は一瞬で一目惚れ状態。

その形をイラストにまでして表し、翌日買ってきてもらうことにした。

で、翌日友人と食事をしている最中に彼から電話が来た。

すると「なんか、もしかしたら違うの買ったかもしれない」
と、いつもの10分の1位の小声でささやく。

私「どんなの?縦長だった?オレンジの花付いてた?」と詰問すると

「多分違うの買った。ネコのネックレスはそのお店に一種類しかなかったと思う」

とさらに小声に。別人のようだ。

「違うと思うから、他のプレゼント買うよ。今日買ったのは誰か他の人にプレゼントして・・・」とウィスパーボイスでささやき、そのまま電話は終わった。

帰宅して見ると、やけにグロテスクで立体的な猫だ。一目惚れした品物とは全然違う。

こんなのちっともカワイくない。リアルで立体的な猫のネックレスなんて望んでない。

全く自信をなくした様子で小さくなってしまったイラン人からレシートをもらい、翌日交換をしに行った。私がもらうプレゼントなのに・・・

で、望んでいた「ネコが椅子になっててオレンジの花が咲いてるネックレス」をついにゲット。これです。
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カワイイ!ホントにカワイイ!とすっかりマイブームになってしまい、今日さっそく付けて出掛けた。

夕食をご馳走になった親戚にそのネックレスをかわいいと褒められ、帰り際に彼女から頂いた肉や魚の煮つけや野菜が入った、ちょっと食べ物臭がする袋をかかえながら、閉店前のルミネをほろ酔い気分で通った。

店先にチラっと見えたロングスカートに惹かれ、食べ物が入ったタッパーが丸見えなのをちょと気にしながらも、ついつい店に寄った私。すかさず店員が商品を勧めるべく寄って来た。買う気はなかったので後ずさりしようとした時

「ちょっと待って!何これ!!」と言われたので、ビクっとすると、
例のネックレスに釘付けの様子。

「カワイイ!カワイイ!どういうこと?後ろは?やっぱり!しっぽが付いてる~」
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ほらこんな感じ。

と、食べ物臭のする袋を持っている自分にちょっと引け目を感じつつも、カワイイお店のセンス良さそうな店員にベタ褒めされ、上機嫌で帰途に就いたのでした・・・

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2010.05.29

アルゼンチン発、Juana de Arco!!

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アルゼンチンって、中南米の国々の中でもセンスの良さは他を圧倒してる様子。行ったことないから人から聞いた話だけど。

でも私の中では、ブラジルとアルゼンチンのファッションセンスはハイレベルっていうイメージを持っている。

洗練されたデザインで人気のアッシュ・ペー・フランスのエクスクルーシヴ・ブランドである、ホァナ・デ・アルコは、アルゼンチンのブランド。キュートでラブリーでカラフルな洋服&ランジェリーは、カワイイ物好きの女の子にはたまんない。

今日は、デザイナーのマリアナ・コルテスの来日記念パーティが開催されたので、ちょっと行ってきました~!
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このパステルカラーの洪水、たまりませんね~。
特にランジェリーが充実してて、こんなの似合う人になれたらいいな、とちょっと憧れながら見てました。普段こんなに下着には投資できないから見るだけでガマンガマン。(まあ、何よりも体型を改善しないと似合わない・・・)

その後は一緒に行った友人とガレットのお店、ラ・フェデリースへ。フランスの隠れ家ビストロのような素敵な雰囲気なのに写真撮らなかったので、ぜひお店のHP見てください。

何だか柄にもなくカワいらしい日でした・・・

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2010.05.28

オグンのお守り

現在アテネ・フランセ文化センターで開催中の『ネルソン・ペレイラ・ドス・サントス監督作品特集2010』
監督のネルソン・ペレイラ・ドス・サントスは「シネマ・ノーヴォ(新しい映画)」を代表する偉大な監督として名高く、今回の来日に合わせて、代表作が連日ズラリと上映されている。

『オグンのお守り』を観てきた。

作品解説によると以下のようなストーリー。

民間信仰ウンバンダ教の神オグンから不死の肉体を授かったガブリエル。この不死身の主人公を中心に繰り広げられる犯罪組織や政治家をまきこんだ抗争劇が、民衆の信仰を異物化し、貧困と暴力を恒常化させるブラジル社会の実態を暴き出していく。スピーディな展開の活劇という形を借りて、大衆との精神的な共犯関係を模索したペレイラ・ドス・サントスの新境地。

まあ、キューバのサンテリアでもよく知られる神様“オグン”の言葉に惹かれて観に行ったんだけど、なんだか濃い映画だった。
70年代のブラジルの雰囲気を存分に醸し出している独特の味わいが強烈。これでもかというくらいバンバン撃ち合って人を殺しあうマフィア物で、エンターテインメント的に作っているストーリーなんだけど、音楽やファッションが良かった!
いかにも!っていうくらい裾が広がった70年代的白いパンタロンにマフィアたちの柄シャツ。それから何か楽しいことがある度に歌ったり踊ったりというブラジル的な享楽さ。

なんだかオカルト的に象徴された民間信仰の雰囲気もちょっとオカしいし、主人公ガブリエルがオグンから守られているために不死身になり、撃たれても血も出ないっていう非現実的な空間が独特の世界を描き出す。

6月3日まで開催されているので興味のある方はぜひ。明日土曜日には、監督のトークショーが開催されます。

ブラジルの人種の混淆について扱った『奇蹟の家』や『主人の館と奴隷小屋』なんかが面白そう。『主人の~』は4部構成で228分もあってボリュームありすぎ!ちょっとムリかも・・・

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2010.05.27

グアンタナモからの便り

長~い間眠ってあった、10年程前に修論のためにかき集めていた資料などを整理しようかと、タンスの中をごそごそと片付けることに。

思った以上にぐちゃぐちゃでショック。

でも、すっかり忘れていたキューバの論文やら本やらプリントやらノートやらがゴッソリ出てきたので、想い出に耽りながら眺めていた。

初めてキューバに行った時の日記を読み、己のパワフルさに度肝を抜かれた。まあ、日記の内容はいつか書くとして、今日のトピックは他のことです。

論文の内容はソンについてだったのだが、ソンが生まれる土壌だったオリエンテ地方の音楽に非常に興味をひかれていた私は、サンティアゴ・デ・クーバよりさらに東に位置するグアンタナモという街が気になって仕方がない。

グアンタナモは、米軍基地のある地名として世界中に知られているが、私はそっちの方面にはあまり興味がないため、グアンタナモと聞くと、“キューバの中でも突出して濃密な文化が残る所”という印象に尽きる。

以前グアンタナモに行った際に知り合った音楽家や研究家からもらった論文なども出てきた。
キューバの論文って、すごーく古い紙にタイプライターで打ってて、何だか年代物、というより考古学の文献みたい!!!
しかも出てきた資料の中に、手書きで一生懸命スペイン語で書き写しているノートを発見!これって何と、キューバではコピー代が高いし、あんまりコピー機もなかったから、わざわざ時間をかけて書き写したのだ。このデジタル化に驚きだけど、当時はパソコンも持って行ってなかったし、ものすご~くアナログなことやってたんだ・・・

で、資料整理のついでにネットでグアンタナモのこととか検索していたら、おびただしい量の中南米の論文のデータベースを保管しているサイトを発見。キューバの学生なんかも寄稿している。
で、さらに調子づいて、トゥンバ・フランセーサを研究している、グアンタナモの学生らしき人にメールで問い合わせしたらすぐに返事が!
「何でもご質問がありましたら聞いてください」というような感じで、あたたかいメールだった。

ここ日本にいると、馬車が庶民の交通手段として普通に走っているグアンタナモなんてまるで手が届かないような非現実的な空間だけど、ネットってスゴイ!と思った瞬間でした。

せっかく知り合いが出来たんだし、ちょっと資料を掘り起こして勉強して質問してみないと・・・整理した段階で安心して何もしないようなことだけにはならないように・・・(そうなりそうで怖い)

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2010.05.24

アゾールさんたちが連れて行ってくれたハイチへのミニ・トリップ

ここでも告知していたように、昨日は新宿御苑横のステキなお屋敷、ラ・ミュゼdeケヤキ
にて、ハイチ地震復興イベント『ハイチの音を聴く ハイチの声を聞く ハイチの光を見る vol.2』に行ってきた。
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家のイラン人に「今度の日曜日ハイチ行こうよ」と誘ったところ、ビビられていたんだけど(ハイチへの旅行に誘われたと一瞬思ったらしい)、結局いつもの如く仕事が入ってしまったため、友人と二人で出席。

いやあ、異空間でステキな一時だった!!!

前回よりバージョン・アップして、今回はハイチからパーカッションの第一人者、アゾール氏と美しい女性歌手&ダンサー、サラ・レネリックさんを招いてのミニ・コンサート付き。

周囲は新宿御苑の森に囲まれているので、ここが都会のど真ん中とはとても思えないような新緑の中、ハイチの空気をそのまま持ち込んでくれたアゾールさんがいることによって、なんだか気分はカリブ海の田舎の公民館!?当日は雨だったのでジメジメした湿度に、さらに満員御礼で席もなかったから地べたに安座してたからなおさらそんな気分に。

元駐日ハイチ大使マルセル・デュレ氏が言う。
「ハイチの復興のために、ぜひ皆さんの力を貸してください。具体的に何をすればいいの?と思っている方にアドバイスをします。とても簡単です。毎朝一杯のハイチ・コーヒーを飲んでください。それだけでハイチの多くの人々が助かります。今日ここに来ている方、明日から必ずお願いします。」

今飲んでいるブラジルのコーヒーをハイチのコーヒーに変えるだけのこと。一人ひとりがハイチのコーヒーに変えるだけで国のコーヒー農園は活性化し、多くの命が救われるはず。会場で飲んだコーヒーは美味しかったし、ぜひ試してみよう。

広島にあるCafeポレポレというお店で地方発送もしているとのことです。
TEL:084-925-5004
http://www.cafe-polepole.com/

ライブ前に行われたアゾールとサラへのインタビューが面白かった。Ca3c0210
アゾールへの質問:アゾールさんは、ヴードゥーやパーカッションはどのように教わったのですか?

・・・おそらく愚問なんだと思う。日本人の女性に「お米の炊き方や味噌汁の作り方はどのように教わったのですか?」という質問はあえてしないだろう。多分そんな感じ。

アゾールのようなミュージシャンにとって、ヴードゥーも太鼓も、意識して学ぼうなんて思ったことなどないはず。彼の風貌を見ていてそう思った。

で、ライブの準備を終えて太鼓を置いて座った時、なんとなくアゾールの表情がとってもナチュラルになったような気がした・・・

素朴な太鼓なのになんて良い音が鳴るんだろう。これぞ本物が成す技なんだろう。

キューバの東部地方にはハイチ系の音楽や文化が色濃く入っているが、それともどことなく異なる、まさにハイチの空気に触れられた日曜日でした。

売上を寄付するということだったのでついでにCDを買ったんだけど・・・
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「最新作!」とPOPが張ってあったけど、どうみても80年代位のジャケ写とちゃちいシンセがいい味出してた。意外!?にも、優しくメロディアスな旋律が気持ち良い聴きやすいポップな内容でした。

今日はジャパン・ツアー最終日!青山にある「月見ル君想フ」にて。

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2010.05.23

音楽世界の今後

この二日間続けて音楽関係の知人と飲みながらいろいろと最近の音楽事情などについて語り合った。
初日は沖縄料理、そして翌日はインドネシア料理。どちらも暑い地方の料理だ。(深い意味はないけど)

某ジャズの老舗雑誌が休刊という大ニュースに始まり、CDの売上がいかに落ちてるか、全国のCDショップが続々と閉店している現状、そして最近のキューバ音楽について云々・・・

なんだか暗い話題ばかり。こりゃマズいよ、絶対にマズい。

要するに、従来の音楽業界の方法が世間に通用しなくなっているっていうことなのだろうか。雑誌もCDも売れない世の中になって久しいけれど、特にこの2,3年の急落ぶりは目に余る。

ネットがなかった時代は、ショップをハシゴして探して求めたCDをしつこいくらい繰り返し聴き、中のライナーノーツもしっかり読み、一枚のアルバムに対するこだわりも強かった。

それがネットで簡単に聴けてしまう世の中になってからというもの、音楽は「買って聴く」というよりネットによって「タダで流す」というものに変化してしまっているような気がする。

5月13日に新宿のジュンク堂で開催された「港千尋+今福龍太 トークセッション」では、キンドルに代表される電子書籍に関しての話題を繰り広げていたが、これはそのまま音楽に当てはまるなあ、と思いながら聞いていた。

電子書籍によって本のデータを持っていることは、果たしてその本を持っているということになるだろうか?本というのは、その重みや大きさ、装丁、紙の質感、そういった存在感があってこそ本なのだ、というようなことを語っていた。

他にもとっても興味深いトークが約2時間にわたり繰り広げられていたが、デジタル化によって失われる多くのことへの危機感について考えさせられた。

私はアナログレコードをほとんど持っていないCD派なのだけれど、アナログが好きな人たちは、ネットでダウンロードする音楽のことをどう考えているのだろうか。絶対に私以上に毛嫌いしているはず。

キューバについての話題としては、性格が破天荒で濃いミュージシャンたちがいた時代はすでに過去の物で、最近はもっぱら軽くてさっぱりしたミュージシャンたちが増えてしまって、なんだかキューバらしさが薄くなっているなあ、という不安感について考えさせられてしまった。

うーん、暗い方向にばっかり行ってしまっては良くない。
明日はハイチから来日するアゾールの太鼓を聴くことができるし、また熱くならないと!!!

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2010.05.22

東北旅日記(byイラン人)partⅡ ~文化に触れる~

こないだの続きですが、まだまだ彼の語りは止まらないのでまた書きます。

出張先のすぐ近くで、泥染め体験を開催していたので、ついうっかり自分も参加してしまったとのこと。私も一度もやったことないのに・・・

で、できたのがコレ。
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上手いんだか下手なんだか分からないけど、面白かったみたい。

それから、七宝焼き&彫金でアクセサリーを作成し自宅をギャラリーにしている女性と知り合ったそうだ。
上原京子さんという方で、以前は東京在住で各地で展示会を開催したりしていたらしいが、数年前に地元盛岡に戻り、自宅をギャラリーにして開放して素敵なアクセサリーを展示・販売しているということ。

「すごく綺麗なアクセサリーだった!ブランド品として高い値段を付けても絶対売れる!」

と鼻息も荒く豪語していた。私はまだ見てないので自分の感想は述べられないけど、そんなに感激したのだからきっとステキな作品なんだろう。ハガキに載っているネコとか、とってもカワイイし。
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しかも上原さん、キアロスタミの映画を全て観ているという大のイラン映画ファン。特に「クローズ・アップ」は素晴らしい!と言っていたそう。私もこの映画にはガツンとやられた。詳しくは以前のブログに書いてます。

上原さんのギャラリー
『かもなまいハウス』
毎月第3 木、金、土曜日のみ一般開放してます。
盛岡付近に住んでいる方(はたしてこれを見ている人に東北人はいるのだろうか・・・?)5月は今日までなので間に合わない方は来月ぜひどうぞ!!
コチラでも紹介されています。

盛岡市厨川5-5-6
TEL:019-643-2071

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2010.05.20

東北旅日記(by イラン人)~盛岡からジンバブエまで~

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家のイラン人が岩手(盛岡)に一週間程出張に行き、先日帰ってきた。
なんだか今回の出張はやけに充実していた様子で、岩手の感想をしゃべる、しゃべる。

あんたは岩手のまわし者か!?という位、一晩中岩手話を語られたので、ちょっとここに紹介します。

彼は地方都市ではいつも地元の人々と仲良くなって、持ち前の“調子の良さ”でみるみるうちに人脈を広げてしまう。秋田出身である私が育った県のすぐ隣の岩手県なのに、おそらくすでに私より知り合いが多いだろう。

今回の盛岡での話題は「ジンバブエ」だったという。ワールドカップで話題の南アフリカの隣の国。

何で東北とジンバブエが!?と意表を突かれたけど、ジンバブエの首都ハラレに、子供たちのための音楽学校を開いた高橋朋子さん(北海道出身)が、来月ジンバブエの子供たちを日本に招き、各地でチャリティーコンサートを開催するという。盛岡でもコンサートが予定されているということで、彼が知り合った方たちはみんなその集客に余念がなく、岩手で“ジンバブエ”という単語が飛び交っていたみたい。
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音楽学校を開く経緯が掲載された新聞の記事によると、白人社会に牛耳られている国の状況を何とか改善しようと、ひたむきに努力している高橋さんの姿に感銘を受けた。
ジンバブエにレコード会社は、白人が牛耳る1社しか実質的になく、黒人がCDを出そうとしても妨害を受けられるという。そのため、黒人の文化や才能が押しつぶされているという現状を打開しようと、高橋さんは91年に首都ハラレに音楽事務所を設立。そしてついに長年の夢が叶って音楽学校「ジャナグル・アートセンター」が完成したのが昨年11月。
多くの日本人に、ジンバブエの子供たちのパワーみなぎる演奏を聴いてもらおうと、この度日本ツアーを企画したとのこと。

うーん、ジンバブエの音楽ってどんなのだろう・・・?
よく分からないので検索すると、“ンビラ(ムビラ)”がメジャーらしい。
Mbira

いわゆる“親指ピアノ”ですね。ちなみにキューバには“マリンブラ”という巨大化したンビラのような楽器があり、ベース的役割を担っている。

ンビラが入ったジンバブエ音楽を聴いてみようじゃないの。

で、聴いてみたら、ンビラの音色なのに、見た目には大きな丸いボールのような楽器を演奏しているので???と思い、さらに検索を進めてみると・・・
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うーん、こうなってるのか!
ちなみに下に見えるのはマラカスだ。ジンバブエでは“オショ”っていうんだって。なんかイビツな形だ・・・

これはひょうたんでできた“デゼ”と呼ばれる、いわゆるアンプの役割を果たすムビラ・カバーだったのですね!!この“デゼ”によってンビラの響きがとっても魅力的になるらしい。

うーん、癒される音楽・・・ンビラの音色ってヒーリング効果ありそう。ちなみに私の家にもオモチャのンビラが壁のインテリアになってます。

今回ジンバブエ・キッズがどんな楽器でどんな音楽を繰り広げるのか詳細は謎ですが、滅多に観られないチャンスですので、ぜひぜひ足を運んで欲しいものです!!

ジャナグル・コンサート in岩手
6月28日(月)18:00~
会場:プラザおでって
問:OCE 080-1840-4005

ツアー詳細、ジンバブエ音楽、カルチャーetc...についてもっと知りたい方はコチラ

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2010.05.13

8月上旬、キューバ週間!!

重なっちゃったじゃないの。8月上旬はキューバ関連が一挙に押し寄せてくることに!

毎年福岡で開催される「イスラ・デ・サルサ」、今年のアーティストは待ってました、ロス・バン・バン再来日決定!!
Vanvan
昨年のフアン・ルイス・ゲーラも王者級だったけど、やっぱり我らがキューバン、バンバンはいつでもNo.1、かも。

開催日は8月7&8日なんだけど、この日はバッチリ「ハバナ・ラカタン」にも重なる。ダブルブッキングの方はご注意を。

バンバンの東京公演の予定はまだ決まっていないようだけど、毎年何だかんだ言ってイスラに来日するアーティストは東京公演も実現しているので、まさにこの周辺一週間は、スケジュール調整に気をつけないとね。

福岡まで飛んで行っちゃって野外でバンバンを観るのもいいかも。


やっぱりマジート最高!天才。

そういや、数年前にキューバのトリオ、プーロ・カリベを引率して熱帯の暑さだった福岡の島でバンバンを観ながらキューバの三人組を見張っていたっけ・・・

あのウダるような暑さと、暑苦しいキューバ人トリオと、バンバンの怒涛のウネりのサボール・・・あれって完全に日本離れしていた。

なんかここ最近、日本でのキューバン・シーンがちょっと寂しかったけど、今年の夏は再熱しそう・・・!

【イスラ・デ・サルサ】
第14回ボーダーレスミュージックフェスティバル「ISLA DE SALSA 2010」
開催日: 2010年 8月 7日(土)、8日(日)2日間開催
開場12:30 開演13:00 終演21:00
* 時間は調整中につき、変更の可能性あり
会場: シーサイドももち地行浜
問:ティエンポ・イベロアメリカーノ (TEL:092-762-4100)

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2010.05.09

世界はつながっているのかも

昨日は、忙しくてほとんど一緒にいることができない家のイラン人が珍しく5時に仕事が終わるというので(普段は夜寝る前にちょっと会える位・・・)、家の中とか近所とかでなく、どっかに出かけようということに。

どこに行こうか張り切って考えたものの、不況だしリーズナブルに済ませよう、ということで頭を悩ませながらググってみた。

「無料 イベント」とか「東京 散歩 格安」とか、そんな感じで・・・

で、これだ!と思ったのが、神田明神 大神輿遷座祭。
何のことだって?私も分からなかった。
日本の祭りの中でも、3本の指に入るような大きなお祭りである神田祭の前夜祭のようなもの、という認識のみで、とりあえず夜7時に開始だから行ってみよう、ということでお茶の水駅で待ち合わせ。

神田明神に行くのは初めてだった。
そういや、彼と付き合ってから、武蔵御嶽神社の神楽も見に行ったし、よく参拝にも行くし、何だか神社づいてる感じだ。

時間もあるので、参道横にある甘味処の「天野屋」さんでクリームあんみつを堪能。所狭しと骨董品が置かれた店内はレトロ感いっぱいで、日常とはちょっと離れた異空間ワールドを満喫できる。根津千駄木界隈の雰囲気が好きな方にはオススメ。

前知識ゼロで行った神田明神だけれど、それはそれは幻想的、神秘的で素敵な儀式だった。

カメラ小僧みたいなマニア(神社マニアなのか?)が夢中になってシャッターを押してたのに触発され、頑張ってはみたものの、やっぱり自分の目でしっかり見ておいた方が楽しかったのであまり写真は撮れなかったけど・・・
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行われた儀式は、大神輿にご祭神(お御霊)をお乗せする、というもので、ご祭神は人の目に触れることは許されないので、白装束を着た神職が白い布に覆われた枠の中に入り、大神輿がおさめられている奉安庫までズラリと並んだ神職たちが行進する。

雅楽の調べと松明の灯りに導かれながら、暗闇の中移動する様は本当に神秘的。

この儀式の由来や意味について全く知識がないまま見たのが残念。分かっていたらもっと意義深く体験できたのに。

日本に古くから伝わるこの儀式、最近すっかりマイブームになってしまったエチオピアの文化に非常に近いものを感じる。(今度エチオピアについてはゆっくりここに書こうと思ってる。)

エチオピアにはまってしまったきっかけは、前にも書いたけれど、ファラシャと呼ばれるエチオピアのユダヤ人の中に伝わる音楽を研究した『エチオピア音楽民族誌』を読んで、独自の色濃い文化に衝撃を受けたからだ。「十戒」でお馴染みの、モーセが神との契約のしるしに授けられた石板を収めた聖櫃(タボット)が、なんとエチオピアにあるという伝説があるのだけれど、エチオピアでは年に一度、各教会がタボットを持って行進しながら信者たちが大集合するのだ。もちろん、各教会に置かれているタボットはレプリカだけれど、アスクムという地に眠っているタボットは本物と信じられている。

書籍『エチオピアのキリスト教-思索の旅』を読むと、そのことが詳しくフィールドワークされているので面白い。

この本を読み終えたばかりだったので、大神輿遷座祭を見た後の私は「どこの国の宗教も似たり寄ったりなんだね!!なんだかエチオピアと儀式の様子がそっくりだもん!」とイラン人(もちろんイスラム教)相手に連発して感想を主張していたのだが、さっきwikipediaを読んでギョっとした。

「神輿」の項にて。
読み進めてみて、「神輿の起源」の最後の部分に書いていた一文が

中には、契約の箱と神輿の類似点から、ユダヤ教徒あるいはその文化が日本に伝来したものとする説もある。

とあるじゃないか。

うーん、歴史って不思議。
何でユダヤと日本が繋がっているんだろうか・・・

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ハイチ地震復興チャリティー ハイチからミュージシャンが来日!

2月に行われた『ハイチの音を聴く ハイチの声を聞く ハイチの光を見る』がもう一度行われることになりました。

ハイチ地震の被害復興にはまだまだ長期間かかりそうなので、一回で終わらせるわけにはいかない、ということで開催されるようです。

しかも今度はハイチから偉大なミュージシャンを呼んで!のイベントとなるのでこりゃ絶対に行くべき!!!

場所は前にも紹介した「ラミュゼ de ケヤキ」。
新宿御苑のすぐ横にある素敵なお屋敷で、ここが日本!?東京!?と思わせるような異空間。

来日するパーカッショニスト、アゾール氏は前にも来日経験がある、ハイチを代表する音楽家。今回の来日は、ブロー・バクール(g/vo)との二人で、5月14日から全国ツアーが開催されます。

ツアー詳細

前回のイベント時にもハイチ大使がいらしてたけど、全国ツアーにも同行するみたい。こういった音楽を愛する大使がいる国はなんだか親近感がわくからいいですね。

『ハイチの音を聴く ハイチの声を聞く ハイチの光を見る vol.2』
5月23日(日)開場13:30 開演14:00 終演18:00(予定)
会費2,000円

出演者:AZOR(vo./conga )、Boulo Valcourt(vo./g.)、マルセル・デュレ (トーク-元ハイチ大使-)、北中正和 (進行 -音楽評論家-)、荻原和也 (DJ/トーク -音楽評論家-)
ゲスト:マイア・バルー(vo.)、駒沢レオ(per.)他

会場:ラミュゼ de ケヤキ
 
問合せ:03-3353-7277(会場)
    info@l-amusee.com
※問い合わせ先の電話については当日9時より通じます。それ以前は留守番電話にご用件を入れてください。折り返します。
※会場は限られたスペースですので予め予約のうえお越し下さい。

主催・企画:ハイチ文化交流の会 / ラミュゼdeケヤキ

募金:「集まった募金は地震直後より現地で医療活動を行っている「AMDA」の義肢支援及び、やはり地震直後よりハイチに行きガレキ撤去工具、家族用テントの配布をし、現在は校舎が崩壊した学校再開事業を行っている 「ピースウインズ・ジャパン」に寄付する予定で、後日御報告致します。

詳細

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2010.05.06

ハイレベルな親戚の友人。

いやいや、ブログの更新を随分怠けてしまいました。

GWだから旅行していて日本にいなかった、とかではなく、単に書かなかっただけです・・・

旅にでも行きたかったんだけどね・・・
連休中はとっても地味に過ごしてしまいました。

先日、親戚の家に行った時のこと。
親戚の元同級生たち、という若い男性二人が来ていたので、夕食を一緒にすることに。しかも同級生たちがいるのに、当の本人がいないじゃないか。彼はお医者さんなのだが、さきほど病院から呼び出しをくらってしまったらしい。

なんだか二人とも第一線で活躍するエリートで、若いのにすごくしっかりしてて自分の意見を持ってる感じだ。

キューバ音楽の話をチラっとすると、そのうちの一人が
「僕の恩師はキューバのサンテリアを研究している教授です」とサラリと言う。

“サンテリア”という単語がこんなところから出てくるなんて思いもしていなかったのでビックリ。(*ちなみにサンテリアとは、西アフリカからキューバにわたったヨルバの人々が伝え、現在にも根強く伝わるキューバの民間信仰のこと。)

恩師の名前を聞くと、大杉高司先生という。

恥ずかしいことに、すぐに誰なのか分からなかったけれど、家に帰って東琢磨さんが以前編集した小難しい単行本

『シンコペーション ラティーノ/カリビアンの文化実践』

を開くと、大杉先生が書かれた文章がしっかり掲載されていた。


サンテリア発言にも驚いたけれど、イランの話をした時にもう一人が

「僕、昔から絨毯に興味あるんですよ」

と言うので、家のイラン人と延々と絨毯やらイランやらの話をしていた。

いやあ、やっぱりエリートは違うねえ。私も勉強しないと・・・

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2010.05.01

ブーガルーの雄、ジョー・バターンが来日!

Joebataan

今のところ決まっている大物来日といったらコレですね。
日本のサルサ好き(聴く方専門のオヤジたち中心)とかディスク・ユニオンに日々通うマニアたちのヒーロー、ジョー・バターン。
友人は「え、まだ生きてたの!?」と言っていたが、そんな伝説の歌手なのだ。

サルサがカッコ悪い音楽、と言っている人たちに言いたい。
ジョー・バターンはすごーくイカすから!!!

こういう私もディスクユニオン以前はあまり注目している歌手じゃなかった。大学時代にちょっとブーガルーに凝った時期はあったけど、それもほんの一時のブームで終わってしまった。

しかも当時は英語でラテンを歌うなんて邪道だって思ってたから、彼のようなアメリカン雰囲気のラテンには興味が無かったから・・・
でも、今や英語によるラテン、なんて言ってられない時代だ。
シャキーラ、リッキー・マーティン、ジェニファー・ロペスetc...みんな英語もスペイン語も歌う、完全に両刀使いのアーティストばかりが世界で活躍している。

1967年にデビューしたジョー・バターンは、米国ラテン・カルチャーの先駆けとなるスゴイ人だった。しかも彼ってラティーノじゃないんだよね。フィリピン人とアフリカン・アメリカンの子供なのでスペイン系は入っていない。

いかにも70年代らしいソウルなサウンドにラテンのテイストがオシャレに混ざり合い、今聴いても新鮮。カッコいい。

来日前にちょっと聴いておきたいという方にとりあえずオススメなのがコレ。

Joe Bataan/Latin Funk Brother
Jb

ヒップなレーベル、VAMPI SOULがリマスターして作った厳選オムニバス。ユニオンでかなり売った一枚だ。視聴してから買おっかな、というお客さんにはとりあえず13曲目のIt's a good feeling(Riot)を聴かせたら大抵買っていってくれた。しかも大音量でガツンとやらせちゃうと誰もがシビれてた。

どんな来日公演になるんだろう。楽しみ!

JOE BATAAN LIVE IN JAPAN

6月5日(土)
OPEN & DJ Start : 17:30 Live Start : 19:00
予約 6,000円/当日 6,500円
オールスタンディング・250名限定
チケットweb予約:http://p3.org/aas/
問合せ:P3 art and environment 03-3353-6866
チケットの取扱いは上記のP3 art and environmentのみで承ります。

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