アルデンテは嫌い -キューバ人とイラン人との意外な共通点(その1)-
ブログを書くようになってから、無意識にネタを考える癖が少しずつできてきた。
今夜はササっとパスタでもと思って準備していて際に思いついた、キューバ人とイラン人との共通点その1。
キューバでスパゲティを注文した、あるいは下宿先でスパゲティを食べた経験がある人ならご存知だと思うが、キューバのスパゲティって、アルデンテとは対極の位置にあるといっていいほど、ゆるゆる~に柔らかくぶよぶよに茹でる。しかも“食べやすくするため”フォークで短くカットしちゃう!
私が以前キューバでスパゲティを茹で終えた後、その家のおばあさんが空の鍋を見て驚愕していた。
「アヤコが茹でると鍋にスパゲティがくっつかない!どうして?」
そりゃ、固めに茹でたからでしょ、と思ったけど。
とにかくキューバのスパゲティはうどんのように膨れ上がってる。
その数年後のこと、家のイラン人と付き合ってる時代に、面白い事実が発覚した。
私が茹でたスパゲティを食べてる時のこと。
イ「今度本当のスパゲティを作って食べさせてあげる。」
私「???」
イ「こんな固いのじゃなくて、柔らかくしなきゃ美味しくないよ。」
私「もしかしてイランってぶよぶよになるまで茹でる?」
イ「うん」
私「で、食べる時に細かく切る?」
イ「うん。切るよ。」
おんなじだ。
私は知らないけれど、絶対にキューバとイランの他にもあるはず。
ぶよぶよなスパゲティが。
ちなみに両方ともベースはほぼ確実にトマトソース。
| 固定リンク
コメント